よく試合前に「いつもどおりやろう!」や、「練習と同じようにやろう!」というようなことを考えたり、アドバイスを受けたりすることでしょう。
ただ、僕はそれは間違いではないのですが少し違うと思います。
なぜなら、「いつもどおり、練習どおり出来ないのが試合」だと思うからです。
どれだけそう思おうとしても、会場の雰囲気や普段やり慣れない対戦相手だったりするところがなかなか難しいのです。
ですから、やるべきことをピンポイントで覚えておいて試合に臨んでください。
例えば、オーバーハンドショットで手を伸ばして高さを取る。ネット前では肘を伸ばして出来るだけ体から離して取る。ダブルスではラケットを飛んでくる位置に上げておく。などです。
普段コーチから言われているアドバイスかと思いますが、漠然と「いつもどおりやろう」ではなく、「それをすれば自然といつもどおりのプレーになること」をピンポイントで覚えておいて試合で実行するのが、試合でいつもどおりやるための最善の方法だと思います。