飛んでくるシャトルに対応するためには、そのショットを取りに行く心の準備が必要です。とはいえ、そんなことは意識するしないに関わらず、バドミントンをやっているみんなならやっていることです。
今回このコーナーで取り上げるのは、その当たり前に必ずやっている心の準備のタイミング取りについてです。
相手が背の高い選手と対戦したとき、思わぬタイミングでシャトルが飛んできて決められた経験はありませんか?
その場合は、相手の身長に合わせた心の準備のタイミングが取れていないのです。
平たく言えば、対戦相手の身長は170cmなのに160cmの対戦相手とやっているようなタイミング取りをしているということです。そうなってしまうと10cm分高い打点で打たれるのですから、その分速く帰ってきます。
もちろん理想は最初に相手を見たときに、その身長、特徴(ジャンプするしない・体を大きく使う使わないなど)で判断して対応してしまうことですが、最低でも試合中に対応していかなくてはいけません。
そうしようと努力して、でもタイミングを掴みきれない。うまく外される。といった場合は相手が実力者だということです。
まずは心の準備をするタイミングを取れるように努力してください